JAいるま野 広報誌 2021.6|No.301
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JAirumano News      ふじみ野市は、JAなどと連携し「ふじみ野市農業入門塾」を開講しました。4月3日、JA福岡支店で開かれた開講式では、30代から70代までの一期生20人が参加。塾長を務める高畑博ふじみ野市長から激励を受けるとともに、今後のスケジュールなどを確認しました。 入門塾の期間は2年で、毎月2回圃ほじょう場での実習のほか、座学での講習会も実施。講師はJA職員や農業知識を持つ外部講師が務め、修了後には希望により新規就農に向けた研修先のあっせんや人材不足の農業者への紹介も行う予定です。開講式で一期生を激励するふじみ野市の高畑市長開講式で一期生を激励するふじみ野市の高畑市長新規就農に期待「ふじみ野市農業入門塾」開講 JA各農産物直売所では、4月中旬から5月上旬にかけて、春の野菜苗・花苗を販売しました。 店内には、タケノコやフキ、カブなど旬を迎えた地元農産物が並び、店外にはナスやトマトなどの野菜苗のほか、バーベナなどの花苗も並び、来場者の人気を呼びました。 JA農産物直売所「あぐれっしゅ川越」の杉山伸明店長は「今年も状態の良い苗が並んでいる。ぜひ、この機会に野菜づくりの楽しさを感じてもらえたらうれしい。今後も新鮮な農産物の魅力を多くの方にPRしていきたい」と笑顔で話しました。苗を手に笑顔を見せる杉山店長苗を手に笑顔を見せる杉山店長春の野菜苗・花苗販売    JA大井西部支店は4月中旬、振り込め詐欺未然防止に貢献したとして、東入間警察署の関根郁久署長から感謝状を受け取りました。 同支店の寺沢篤支店長は、高額な払い戻しを依頼してきた利用客の焦った様子などを不審に思い、同署のホットラインに通報。被害を未然に防ぐことができました。 表彰を受けた寺沢支店長は「地域に根差したJAとして、貢献できて良かった。今後も引き続き、現金を扱う際には細心の注意を払うとともに、未然防止に努めていきたい」と話しました。感謝状を受け取った寺沢支店長㊨感謝状を受け取った寺沢支店長㊨大井西部支店が振り込め詐欺未然防止で表彰   川越市で4月上旬、アスパラガスの収穫が最盛期を迎えました。栽培するのは田中正宏さん。田中さんは、明治大学農学部農学科の元木悟准教授と共同研究でアスパラガスの「採りっきり栽培」に取り組んでおり、今年で5年目を迎えました。「採りっきり栽培」とは、苗を定植した翌年から本格的な収穫が可能な栽培方法で、1年で栽培を終了するため病気のリスクが軽減できるメリットがあります。 田中さんは「この栽培方法で収穫されたアスパラガスは、筋が少なく甘い。多くの方に味わっていただき、笑顔になってもらえたらうれしい」と話しました。アスパラガスを収穫する田中さんアスパラガスを収穫する田中さんアスパラガス「採りっきり栽培」で収穫最盛09「いるま野」2021.6

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