JAいるま野 広報誌 2021.4|No.299
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川越市 北田島内田 康裕 さん2代目の花き農家2代目の花き農家キンギョソウの魅力を多くの人へ伝えたいキンギョソウの魅力を多くの人へ伝えたい―就農当時と現在の状況を教えてください。 就農して8年目を迎えました。現在、父と母の3人でキンギョソウを中心に栽培しています。耕作面積はおよそ40㌃。今年もここまで順調な生育を見せており、5月下旬まで首都圏の市場に出荷しています。 キンギョソウの栽培は父がはじめ、私で2代目になります。父から栽培のノウハウを教えてもらいながら、今ではオリジナル品種にも取り組んでおり、苦労はありますが楽しみながら栽培しています。 キンギョソウを栽培する生産者は、ほかの品種と比べて少ないため、全国の花き生産者らとの情報交換はとても大切にしています。―栽培する上で、大切にしていることは何ですか? 1つは「良い土づくり」です。シーズンを終えると、肥料を均等に蒔くためハウス内をキレイにリ・・・・セットします。根が強く、健康的なキンギョソウを栽培するためにとても重要な作業です。2つ目は「毎日花の状況を確認すること」。父から厳しく言われており、何万本もの花の生育状況を細かく観察しています。こうした中、先日1つだけ咲き方の違うキンギョソウを発見しました。これを新たな品種として広めようと、現在試作栽培に奮闘しています。 今後も父の背中を追い掛け、キンギョソウの魅力をより多くの方に楽しんでもらえるよう、良質なキンギョソウを栽培していきたいです。出荷作業に励む内田さん。丁寧に箱へ詰めていきます。「八重咲き」のキンギョソウ。SNSの投稿をキッカケに人気の品種です。新品種の栽培にもチャレンジ06「いるま野」2021.4

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