JAいるま野広報8月号
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JAirumano News   三芳町で、夏ソバの収穫が最盛期を迎えました。農業法人㈱エム・ファームが手掛ける約23㌶の圃ほじょう場では、6月下旬から本格的な作業がスタート。同社の代表取締役を務める船津正行さんは「三芳町産のソバを楽しみにしている方も大勢いるので、いち早くお届けしたい」と話しました。 農林業センサス2015によると、三芳町のソバの作付面積はおよそ32㌶。中でも同社は、遊休農地を活用した大規模栽培を展開しています。収穫した夏ソバは、同町をはじめ全国に出荷。JA農産物直売所「あぐれっしゅふじみ野」や「同げんき村」でも販売しています。コンバインでソバの収穫作業に励む船津正行さんコンバインでソバの収穫作業に励む船津正行さん三芳町で夏ソバの収穫最盛期   6月上旬、越生町特産の梅を使ったクラフトチューハイ「寶CRAFT〈埼玉越生うめ〉」が発売されました。 原料の梅は、加工に適した品種「白加賀」。同酒造の技術により、果汁のほか独自に加工したピューレを使用することで、しっかりとした梅の香りが楽しめます。また、厳選した樽貯蔵熟成焼酎が使われておりコクのあるチューハイに仕上がりました。飲みやすく、若い女性にもお薦めです。同商品はアルコール分8%で1本330㍉㍑入り。参考小売価格298円(税抜)。県内をはじめ、東京都や千葉県などの地域限定商品として、量販店などで販売しています。特産の梅を使用クラフトチューハイ発売中!新発売の「寶CRAFT〈埼玉越生うめ〉」新発売の「寶CRAFT〈埼玉越生うめ〉」   6月17日、JA小手指支店と北部資材センターで、春蚕期の繭の出荷作業が行われました。JA管内では3戸の農家が養蚕業を営んでおり、合計270㌔余りの繭が集まりました。 蚕は、5月下旬から飼育を開始。天候にも恵まれ品質は良好で、長さ4㌢ほどの真っ白な繭が出来上がりました。約60年間蚕を育てる毛呂山町の野原道子さん(88)は「出来上がった繭を見るたびに、次回もまた頑張ろうと元気が湧いてくる」と笑顔で話しました。今後は夏蚕期、晩秋蚕期と合わせて年3回の出荷を予定しています。繭の選別をする生産者ら繭の選別をする生産者ら3戸の養蚕農家が春蚕期の繭を出荷   日高市で6月下旬、特産のブルーベリーが収穫の最盛期を迎えました。「日高市ブルーベリー研究会」会長の田中文雄さんの圃ほじょう場でも本格的な収穫がスタート。品質は良好で、青紫に色づきたわわに実ったブルーベリーを一つ一つ丁寧に手で摘み取っていきました。 2003年から栽培を始めた田中さんは「ブルーベリー本来の味を味わえるジャムがおすすめ。パンやヨーグルトと一緒に楽しんで」と笑顔で話しました。収穫は9月中旬まで続き、JA農産物直売所「あぐれっしゅ日高中央」などで販売しています。ブルーベリーの生育状況を確認する田中文雄さんブルーベリーの生育状況を確認する田中文雄さん日高市特産のブルーベリー収穫最盛期11「いるま野」2020.8

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