JAいるま野広報6・7月号
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JAirumano News     富士見市で5月上旬、県産ブランド米「彩のきずな」の種子の直ちょくは播作業が行われました。 作業は、予め鉄コーティングした種子を専用田植え機で播種し、10㌃あたり約15分で作業を終えました。作付面積は年々増え、今年度は約11㌶で作付けする予定です。JAいるま野南畑米生産組合の新井幸雄組合長は「定着に向けて課題もあるが、JAや会員らと相談しながら省力化に繋がるよう皆で協力していきたい」と話しました。 なお、5月下旬には富士見市の水田で、無人ヘリコプターを使った直播の実演会も行われました。いざ省力化!水稲直播定着目指す 4月下旬から6月上旬にかけて、いるま野アグリで水稲苗の配布が行われました。 今年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け密閉、密集、密接の「3密」を避けドライブスルー形式で苗を配布しました。配布はできるだけ短時間で済むよう、積み込み作業は同社職員がフォークリフトや手作業で手際よく行い、生産者が車両に乗ったまま引き取りできるように配慮しました。 同社の細田和宏課長は「生産者には健康に留意してもらいながら、農業生産に励んでもらいたい」と話しました。ドライブスルー形式で水稲苗を配布するいるま野アグリ職員ドライブスルー形式で水稲苗を配布するいるま野アグリ職員ドライブスルーで「3密」回避いるま野アグリが水稲苗配布直播専用田植え機での作業を見守るJAいるま野南畑米生産組合の会員ら直播専用田植え機での作業を見守るJAいるま野南畑米生産組合の会員ら   JAが昨年度より導入した、極早生品種「五ごひゃくがわ百川」の田植えが4月下旬から川越市内で始まりました。2020年度は川越市や坂戸市、越生町、毛呂山町の生産者14人が昨年度より栽培面積を広げ、約11㌶で生産します。 川越市の水稲農家、細田和美さんは「五百川は極早生品種なので、コシヒカリとのスケジュールが分散でき、作業効率が良い。今年は苗の状態も良く、昨年より多い収量を期待したい」と話しました。今年度、「五百川」の収量はJA全体で42㌧を見込んでいます。8月上旬には、JA農産物直売所などで販売する予定です。「五百川」の田植えに励む細田和美さん「五百川」の田植えに励む細田和美さん極早生品種「五百川」田植えスタート!   所沢市下富の「JAいるま野荒茶共同加工施設」が5月上旬に本格稼働し、一番茶の製造を始めました。4月の寒さの影響もあり、平年より3日ほど遅い稼働となりましたが、今年度の取扱高はおよそ12㌶、約55㌧を見込んでいます。 JAいるま野狭山茶富岡茶生産組合の神谷信男組合長は「今年1月に組合員全員と茶工場がS-GAPを取得して以降、初めての稼働となった。ぜひ、安全・安心に配慮した美味しいうま味のあるお茶を味わってほしい」と話しました。製茶した一番茶は、JA農産物直売所などで販売中です。「荒茶共同加工施設」が稼働うま味のある味わいに期待荒茶の香りを確かめる神谷信男組合長荒茶の香りを確かめる神谷信男組合長12「いるま野」2020.6・7

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