JAいるま野 広報誌 2020.3 | No.287
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飯能市 笠縫西野 一夫 さん挑戦する気持ちを忘れず、挑戦する気持ちを忘れず、農業で生涯現役!農業で生涯現役!―就農のきっかけと栽培品目を教えてください― 私は代々続く農家の長男として生まれ、就農して約70年になります。幼少の頃、両親から農業の手ほどきを受けた記憶が今でも鮮明に残っています。 1975年頃までは蚕を中心にお茶などの栽培に従事しましたが、外国産の生糸輸入が急増し、国産の生糸価格が低落したため野菜栽培に転作しました。 現在、約80㌃の畑で冬はネギをメインにハクサイやキャベツ、ブロッコリー、のらぼう菜などを育て、夏にはトウモロコシやブルーベリー栽培に取り組んでいます。トウモロコシは抑制品種を導入し、10月まで2,000本ほどを収穫しています。 収穫した農産物は、「飯能農産物直売所」や「あぐれっしゅ日高中央」に出荷しています。―やりがいを感じるのはどんな時ですか。また今後の目標についてお聞かせください― 飯能農産物直売所では、毎年6月下旬に他の生産者と協力し「トウモロコシ祭り」を開き〝飯能産の農産物〞をPRしています。 お客さんが「美味い」と言ってくれる言葉は、農家にとっては最高の喜びであり、励みにもなります。今年も品質の高い農産物を栽培し、地域農業を盛り上げたいと思っています。 私の住む笠縫地区にも85年頃を境に宅地化の波が押し寄せ、専業農家が少なくなりましたが、体力の続く限り、先祖から受け継いできたこの地で大好きな農業に励みたいと思っています。新鮮な農産物を食べてほしいと、開店前の飯能直売所へ出荷する西野さん西野さんが一押しする、1月末から収穫が始まった「のらぼう菜」地域の皆さんに飯能産の新鮮な農産物を食べてほしい06「いるま野」2020.3
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