JAいるま野 広報11月号
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入間市 根岸中島 毅 さん狭山茶は人生そのもの狭山茶は人生そのもの茶の魅力をたくさんの人に…茶の魅力をたくさんの人に…――自園・自製・自販の狭山茶。力を入れていることは? 私は、家族5人で茶業を営んでいます。14代目の私は、茶の世界に飛び込み20年が経ちました。品評会の出品には特に力を入れており、これまでに「全国手もみ茶品評会」で農林水産大臣賞を7回受賞しました。そのために、茶園の管理には人一倍、気を配っています。「茶園は、足あとが肥やしになる」 これは、私の祖父の言葉です。茶は植物ですから、とても正直です。茶園に足を運び手を掛けてあげたら、その分だけ良い茶になりますが、逆もまた然りです。これからも祖父の言葉を胸に刻んで、良質な茶ができるよう精進していきたいと思っています。――毅さんにとって、狭山茶とは? 私にとって、狭山茶とは人生そのものです。自分自身を成長させてもらっているものであると同時に、たくさんの方とのつながりをもたらしてくれました。これからは恩返しのつもりで、狭山茶を伝・・・えることにも力を入れていきたいと思います。 昨今は茶離れが進み、自宅に急須がない家庭も多いと聞きます。また、茶業の世界でも後継者不足の問題が深刻化しています。こうした状況に歯止めをかけられるよう、たくさんの方に茶の魅力を知ってもらい、日々の習慣として受け入れてもらえるよう努力するとともに、私たちの世代がこの産地を活気付かせ、次世代につなげていけたらと思います。品評会に向けて剪定作業をする毅さん。ひと手間加わった限定品。10月から販売中。茶園は、足あとが肥やしになる06「いるま野」2019.11
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