JAいるま野 広報9月号
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坂戸市 紺こうや屋原 智恵美 さん夫や義父から栽培技術を学び、夫や義父から栽培技術を学び、地域農業を元気にしたい!地域農業を元気にしたい!――どのようなきっかけで就農しましたか 私は結婚前、幼稚園の教諭として勤務していました。結婚後は子育ての傍ら、農繁期には夫や義父の農作業のお手伝いをしていましたが、今年の1月に法人化したことをきっかけに本格的に就農しました。 現在、市内で麦と米を栽培しています。麦はパン用小麦のハナマンテンを約60㌶、大麦は約10㌶、米は約30㌶を耕作しています。今年は小麦300㌧、大麦は約47㌧を収穫し、JAに出荷しました。 今は秋の収穫に向け、5月に田植えを終えたコシヒカリや彩のきずな、むさしの26号などの生育確認を夫たちと行っています。毎日が新しい発見で、農業の奥深さを学んでいます。――これからの地域農業についていかがですか 近年、私の住む地域でも農業者の高齢化が進み、農地の耕作依頼が増えてきました。家族だけで耕作するのが難しい広さとなり、今後のことを考え、従業員を雇用しました。地域農業を衰退させたくないと日々頑張っています。 私は圃ほじょう場での作業と労務管理を担っています。田んぼで顔見知りの方から「頑張っているね」と声を掛けられると嬉しくなり、とても前向きな気持ちになります。大型特殊農機(農耕者限定)の免許を取得したので、トラクターやコンバインなどを操作する機会を増やし、地域農業を支える一翼を担えればと思っています。大型特殊農機(農耕者限定)の免許を取得しました。幼ようすい穂の長さを確認し、出しゅっすい穂時期を夫の伸一さん㊨から学ぶ智恵美さん。毎日が新しい発見で新鮮な気持ちです06「いるま野」2019.9

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