JAいるま野 広報7月号_最終
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JAirumano News特産の梅 出荷スタート初出荷された特産の青梅。サイズごとに選別され、市場へ出荷されます。「新元号の令和は万葉集の『梅花の歌』から引用されたもの。多くの人に親しんでほしい」とPRするJA越生支店梅部会 宮崎勝一郎会長 梅の主要産地である越生町や毛呂山町で青梅の収穫と出荷が始まりました。5月29日に越生町のJA越生梅選果場で担当職員や生産者ら約50人が出席し、目ぞろえ会を開き初出荷しました。初日に出荷された梅は約1㌧。サイズや等級ごとに分けられ、県内や都内の市場に出荷されました。主力品種の「白加賀」は果肉が厚く、梅酒をはじめジュースなど幅広く加工されています。JAへの出荷は6月下旬まで続き、出荷量は約40㌧を見込んでいます。 販売担当の職員は「他県の梅産地ではひょう害の影響で、市場から県産梅の引き合いが強くなりそうだ。良質な梅を多く出荷してほしい」と生産者に呼びかけました。 この日は梅の出荷風景を取材しようと新聞社やテレビ局が選果場を訪れ、活気溢れる初出荷日となりました。受賞した「べにあかハンバーグ」を購入者に手渡す松本さんとれ蔵も賑やかしにひと役買いました。こども料理コンクール最優秀料理 直売所で販売 5月12日、JA農産物直売所「あぐれっしゅふじみ野」で、第13回JAいるま野こども料理コンクールで最優秀賞を受賞した「べにあかハンバーグ」を商品化し、販売しました。受賞した川越市の松本花音さん(10歳)が自ら店頭に立ち、1パック(2個入り)150円(税込)で、限定50個を販売。来店者に好評で、20分ほどで売り切れました。 「べにあかハンバーグ」は管内の特産、サツマイモ「紅赤」をゆでてつぶし、ハンバーグのタネで包んでソースやケチャップなどと一緒に煮込んだもの。普段、母親と一緒にパンを作るという松本さんは「サツマイモの皮むきが熱くて大変だったけど、マッシュしてハンバーグの中に入れてみた。川越産のサツマイモをぜひ食べてほしい」と笑顔を見せました。 同コンクールは「ごはんに合うおいしいおかずやごはんを使った料理」をテーマに、女子栄養大学(坂戸市)の協力のもと、県教育委員会やJA県中央会、日本農業新聞などが後援して行なわれました。管内の小学生を対象に募集し、189点の応募の中から書類審査を通過した児童10人が、今年2月に自慢の腕を振るいました。09「いるま野」2019.7

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