JAいるま野 広報7月号_最終
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所沢市 所沢新町中島 秀樹 さんみんなで協力し、みんなで協力し、所沢農業の発展に尽くす所沢農業の発展に尽くす――就農から現在までの状況を教えてください。 私は以前、電子機器の製造会社に勤めていました。30歳を機に就農し、現在は祖母と父の3人で農作業に励んでいます。耕作面積はおよそ3㌶。エダマメやサトイモ、ホウレンソウ、コマツナなどを栽培し全量をJAに出荷しています。 また、「JA所沢野菜部会 所沢新田出荷組合」の組合長を務めるほか、枝豆部会などにも所属しています。多くの組合員との交流を通じて自己研鑽にもつながり、就農して6年目の私にとっては、とても貴重な機会となっています。会合などの場では、父の話題がよく挙がります。周囲からの信頼を感じるので、今はその父を超えることが目標です。――父の存在、そして今後の農業への想いは?  父からは「継いでほしい」と一切言われませんでした。自分の意思や人生を尊重してくれた父は、今や師匠です。父からは丁寧に教えてもらい、時には見て学びながら、技術を受け継いでいます。 昨今、就農者が減少していると耳にします。我が家も同じですが、少人数でいかに作業を効率化していくかが課題です。機械化できるものは機械化し、共同利用できるものは共同で利用する。みんなで協力し合いながら、これからの農業を発展させていかなければなりません。立地にも恵まれ、新鮮な農作物を関東近郊に届けることができる所沢農業の発展のためにも、一生懸命努力していきたいと思います。エダマメの生育を確認中。ただ今、“お嫁さん”も募集中。趣味は車。前職の経験も活かし、トラクターの整備はお任せあれ!父は師匠であり、目標06「いるま野」2019.7

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