JAいるま野 広報誌 2019.1 | No.273
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日高市 大谷沢浅野 清真 さん地元での新規就農を目指し、地元での新規就農を目指し、日々学んでいます!日々学んでいます! 私が農業に携わるきっかけは大学4年時のことでした。母方の親戚が高齢化によって農業を続けることが困難になったという話を聞き「農業はどんな世界だろう…」と関心を持ちました。大学卒業後、企業に就職しましたが「自分で野菜を作ってみたい」という思いが強くなり、退職しました。 福島県内にある農業職業訓練校をインターネットで探し入校しました。研修圃場で播種から出荷までの生産工程や、野菜などの基礎知識、病害虫対策、実務管理を半年間学びました。冬は1㍍ほど積もった雪の中で「雪下キャベツ」を収穫。極寒の中での作業は凍えそうで大変でしたが、振り返ってみればとても貴重な経験になりました。 修了後、県内のキュウリ専門の農業法人で約2年半勤務しました。将来の独立を考えた時、生まれ育った故郷で就農したいと思い、日高市に戻ってきました。 行政へ相談に行き、平成29年4月から担い手育成塾に入りました。現在、4月から11月は15㌃でキュウリを栽培し、12月から3月は5㌃でホウレンソウを育て、JA共販出荷を中心にスーパーの産直コーナーなどに出荷しています。今年はキュウリの出来が良く、農繁期は父に手伝ってもらい、2000箱(5㌔箱)ほどをJAに出荷しました。 今は農業法人で習得した栽培技術や育成塾で学んでいることを実践し、キュウリ栽培を極めたいと思っています。10月中旬、キュウリの収穫作業に精を出す清真さん11月に種をまき、12月の収穫に向け大切にホウレンソウを育てる清真さんキュウリ栽培を極めたい07「いるま野」2019.1

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