JAいるま野 広報誌 2018.8 | No.268
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独自ブランド戦略「彩のきずな」から金芽米誕生へ 皆さん、ご記憶にありますか?今から8年前の平成22年夏。管内の米づくりは高温障害の影響で「彩のかがやき」の規格外が多発し、埼玉県は平成22年産米に対し特別災害の指定を行いました。同じく「キヌヒカリ」にも品質・収量の低下が見受けられ、管内の栽培環境に適した品種の導入が急務となったことから、新たに誕生したのが「彩のきずな」です。 「彩のきずな」は暑さに強く、病害虫にも抵抗性があり、ごはんの粘りも粒張りもある「食べて美味しい」品種として生産農家にも受け入れられました。平成25年産から県下でいち早く「彩のきずな」の本格導入を決めたJAは、食味ランキング「特A」獲得に向けたプロジェクトにも取り組み、独自ブランド戦略として生産・販売の両面で拡大を図ってきました。 現在では、平成29年産米(県東)が「特A」を獲得したことも一層の追い風となり、消費者や実需者の評価の高まりから、生産数量・集荷量ともに足りない状況となっています。 このような管内農産物の優等生「彩のきずな」。生産地との関係を重視し、お米を通じて「健康」に寄与したいと考える「お米の総合メーカー」東洋ライス㈱との連携により、注目の「金芽米」として装いも新たにデビューを果たしました。JAいるま野における買取販売数量の推移「彩のきずな」は平成25年に管内13ケ所、展示圃場2.26haで生産開始した。(写真は当時の講習会の様子)彩のきずなで「金芽米」!販売開始します![ 単位 : t ]05001,0001,5002,0002,5003,0003,5004,0004,5005,00025年産米26年産米27年産米28年産米29年産米(見込)30年産米(計画)早場米キヌヒカリ彩のみのり彩のかがやきコシヒカリ彩のきずな「彩のきずな」の圃場前で新商品「金芽米」を持つ東洋ライス㈱社員の方々とJA米麦特産課職員(写真中央がサイタマ工場の清水敏行工場長)04「いるま野」2018.8
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