JAいるま野 広報誌 2018.5 | No.265
2/20

酒造好適米「さけ武蔵」の誕生 平成29年7月、酒造りへの幾重もの想いが結集し「JAいるま野さけ武蔵生産組合」が誕生しました。 日本酒の原料となる酒米は正式には「酒造好適米」と呼ばれ、全国的には兵庫県の「山田錦」や、新潟県の「五百万石」などが有名です。 埼玉県は清酒の製造量が全国でも有数でありながら、原料となる県産米の利用は1割にも満たず、従来の奨励品種「若水」に代わる高品質の新たな酒造好適米の誕生が期待されていました。そのような中、平成16年に開発された新品種が「さけ武蔵」です。 JA管内では2年後の平成18年に生産が始まり、県オリジナル品種を求めていた地元の蔵元にとっても待望の酒米誕生となりました。 その後、農家と蔵元のそれぞれの想いを県や川越市、当JAらが支援することで「さけ武蔵」の技術向上が進み、11年の歳月を経て生産拡大へ向けた新たな生産組合の設立が実現しました。 酒米づくりに賭ける農家の挑戦と、川越という地で地酒造りに想いを捧げる杜氏の姿を今月号ではご紹介します。酒米づくりに賭ける農家の夢酒米づくりに賭ける農家の夢地酒造りへの蔵元のこだわり地酒造りへの蔵元のこだわりJAいるま野の酒米JAいるま野の酒米「さけ武蔵」「さけ武蔵」でで実現した川越の逸品実現した川越の逸品02「いるま野」2018.5

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る