昭和22年に農業協同組合法が制定され、昭和23年には現在の管内に60のJAが誕生し、それぞれ事業を展開してきました。その後、昭和36年4月には農協合併助成法が制定され、組織再編が進行し、平成3年には、12JAまで統合されました。平成3年の埼玉県農協大会で県内10農協構想が決議され、同年11月入間地方農協広域合併推進研究会が組織され、調査、研究、分析等を行いました。 平成8年4月1日、11JA(川越市、霞ヶ関、入間東部、入間市、狭山市、坂戸市、鶴ヶ島、毛呂山町、越生町、埼玉日高、飯能市)が、「日本でいちばん輝いているJA」を目指して合併し、「いるま野農業協同組合」が誕生しました。 さらに、21世紀を迎えた平成13年4月2日には、JAいるま野はJA所沢市と合併し、新生「いるま野農業協同組合」として、輝かしい新時代へスタートしました。 JAいるま野は、県の南西部に位置し、都心から30~60㎞の首都圏にあり、総土地面積は698.43㎢と県内の約18.5%を占める地域を事業区域としております。この地域は、10市3町(川越市、所沢市、飯能市、狭山市、入間市、富士見市、坂戸市、鶴ヶ島市、日高市、ふじみ野市、三芳町、毛呂山町、越生町)からなっており、平成28年3月1日現在の総人口は約161万3千人、世帯数は約70万2千世帯となっております。 管内を概観すると、西部は、秩父山系に連なる山岳丘陵地帯で、ここを源として、越辺川、高麗川、入間川の河川が東流し荒川に合流しており、東部は、堆積された肥沃な水田地帯を形成しており、中部から南部にかけては、加治・狭山丘陵の入間洪積台地で畑地帯となっています。また、多くの遺跡、史跡、城下町の町なみや奥武蔵自然公園のような豊かな自然を有しており、県内はもとより首都圏の人々のオアシスとなっています。入間郡本店10JAいるま野合併20周年記念誌越生町飯能市鶴ヶ島市毛呂山町日高市入間市坂戸市川越市ふじみ野市狭山市三芳町所沢市第一事業本部第二事業本部第三事業本部富士見市JAいるま野の誕生地域の概況埼玉県●埼玉県でのJAいるま野の位置JAいるま野の地域特性
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