りっ こく ししょく に ほん ぎわ みょうるいじゅうしょう 埼玉県の中でもひときわ緑豊かな豊饒の地、入間郡。この地の黎明は早く、「いりま」の名は六国史のひとつ「続日本紀」(797年)に見えるのが初見とされています。また、「倭名類聚鈔」(752年)には「伊留末」の名前で記されています。 古来より交通の要所として重要な役割を果たしてきた入間川は、地域の住民に豊かな実りとゆかしい景観をもたらしています。また、「堀兼の井」「三芳の里」といった歌枕も有し、「万葉集」(759年)に「伊利麻路」と詠まれるのを筆頭に、歌書、紀行文の好題とされていました。 この地を「入間」と称するとともに、広大な原野と丘陵を意味づけて「入間野」とも呼んでいたことは「吾妻鏡」(1180年)にも記述が見えます。 この先人の培ってきた大地にしっかりと根づいた歴史、文化、伝統を大切に受け継ぎ、やさしさと信頼で地域の発展に貢献していきたいと考えています。 そんな私たちの「JAいるま野」です。埼玉県でのJAいるま野の位置(事業区域)■平成17年1月1日 飯能市と名栗村が合併し、新「飯能市」誕生■平成17年10月1日 上福岡市と大井町が合併し、「ふじみ野市」誕生越生町毛呂山町飯能市鶴ヶ島市坂戸市日高市川越市狭山市入間市所沢市ふじみ野市富士見市三芳町地域の由来
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